
脱湿装置における省エネ方法は、どのような方法がありますか。
脱湿装置における省エネとは、主に再生に必要なエネルギーを少なくする事です。
脱湿装置の再生エネルギーとは、加熱時に必要な電力・蒸気、また冷却やヒートレスタイプの時に消費(放出)される、再生ガスの圧縮に必要な電力等の事です。
- 脱湿・再生切換を露点温度で制御する事により、再生回数を減らしエネルギーロスを少なくします。
- 加熱再生式脱湿装置では、加熱温度制御をする事で、加熱終了を水分負荷に応じた時間にする事が出来、加熱時間を短縮する事ができます。
- 脱湿装置の上流で予冷する(含有水分量を低減する)事により、脱湿装置の効率を上げ、再生エネルギーを減少させます。
- 再生に必要なエネルギーとして、コンプレッサーから排出される熱を利用する方法がありますが、この場合は、圧縮機及び脱湿装置の運転条件を充分検討して採用する必要があります。