強制的な加熱を伴わない、その再生原理に理由があります。非加熱式の場合、吸着は粒子の表面で行われています。時間を長くすると、水分子は粒内に拡散して行き、再生ガスでパージしただけでは、吸着剤から脱離しにくくなります。また、非加熱式では吸着の時に発生する吸着熱を再生の工程で利用して、吸着と再生の時の温度条件を一定に保とうとしていますが、長時間持続するとこの温度バランスが崩れて、再生が不十分になります。