導入のメリット

周辺環境に配慮した静音性の向上

吸着剤の再生処理時に加熱を行わない非加熱再生式脱湿装置では、そのシステムの特性上、短いサイクル(3~5分)で脱湿筒の切替を行う必要があります。

そのため、限られた時間内で脱湿再生の切替を行わなければならず、脱圧の際に大きな音が発生し、騒音が問題になることがあります。白川製作所ではこの騒音に対してさまざまな開発をしてまいりました。騒音を減少させるために排気抵抗を大きくすると性能に影響が出るので、無抵抗式のサイレンサを採用し、また、自動弁の開速度の制御もあわせて行います。

排気サイレンサが架台に設計されており、騒音問題を解決

ただ、非加熱再生式の場合、システムの特性上、騒音低減に限界がありますので、さらなる騒音低減のためには加熱再生式脱湿装置の導入をおすすめしています。加熱再生式では、再生する側の筒の圧力を時間をかけて徐々に下げることができるため、脱圧の際の騒音を抑えることができます。