脱湿装置を設置する際、設置場所によってはさまざまな問題が生じることがありますが、白川製作所ではそれぞれの問題について、きめ細かく対応させて頂きます。以下、一般的な環境の事例をご紹介します。
屋外に設置する場合には、制御盤や電気計装品類が屋外仕様品となります。
装置の本体部分は、耐候性の塗装対応となります。
塩害対策が必要な場合には、塗装、メッキ、塩害対策品を使用します。
また必要に応じて、環境に適した材料へ変更し対応します。
危険場所に設置する場合には、当社シリーズの中でも、動力回路のない非加熱再生式脱湿装置が最も適しています。
ただし加熱器を蒸気ヒーターにすることで、加熱再生式の脱湿装置を設置することも可能です。
コンプレッサー吸込口周辺の環境や装置が設置される環境が腐食性物質を含む場合には、脱湿装置の機種選定や材料を充分に考慮する必要があります。
特に加熱再生式脱湿装置では、吸着剤に吸着された物質が濃縮され、加熱再生時に熱が加わることで機器を腐食させる場合や、吸着剤を破壊する恐れがあります。
そのような環境で脱湿装置を使用される場合には、材質の変更や塗装、メッキなどの対応をいたします。
設置場所に伴う問題点とその対応
特殊ガスの脱湿
高圧ガス保安法対応
海外規格への対応
脈動の防止