製品情報

ケースステディ

一般ガス、毒燃性、希少ガスの脱湿にも多数の実績

白川製作所では、窒素ガスや炭酸ガスなどの非可燃性ガス以外に、毒燃性ガスや希少ガスの脱湿についても、さまざまなプラントでの実績があります。また、ガス中に含まれる酸素分に対し、脱酸触媒を用いたDEOXOユニットも取り扱っています。ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

高圧ガス保安法とは

高圧ガスによる災害を防止するため、高圧ガスの製造、貯蔵、販売、移動その他の取り扱い及び消費ならびに容器の製造及び取り扱いを規制するとともに、民間事業者及び高圧ガス保安協会による高圧ガスの保安に関する自主的な活動を促進し、もって公共の安全を確保することを目的とする。

高圧ガスの定義

  1. 常用の温度において圧力が、1MPa以上となる圧縮ガス
  2. 常用の温度において圧力が、0.2MPa以上となる圧縮アセチレンガス
  3. 常用の温度において圧力が、0.2MPa以上となる液化ガス
  4. 上述を除く、温度35℃において圧力0Paを超える液化ガスのうち、液化シアン化水素、液化プロムメチルまたは液化酸化エチレン

高圧ガス保安法とは

特定設備とは、高圧ガスの製造のための設備のうち設計の検査、材料の品質の検査または、製造中の検査を行う事が特に必要な設備をいいます。

高圧ガス保安協会に申請

設計に関する検査

材料に関する検査

加工に関する検査

溶接に関する検査

構造検査(非破壊検査、耐圧検査、気密検査)

全ての検査に合格後、合格証発行

特定設備検査に合格した場合は、特定設備検査合格証が交付されます。
特定設備検査に合格した設備であって、特定設備検査合格証によりその旨確認できるものは設置場所の都道府県の完成検査において、その設備についての完成検査を省略することができます。


ガス精製装置の一例(脱酸装置)

製鉄の還元焼鈍等では使用される窒素ガスや水素ガスの純度を上げるため酸素分の除去を必要とします。ガスが水素を含む混合ガスの場合は当然水素添加は必要ありませんが図のようにN2ガスのみの場合は通常水にして除去されることになります。
化学反応(酸化)は反応熱を伴いその量により高温になることもあり、また触媒は精製する物質中の不純物により被毒し触媒作用が失活してしまうことがあるので取り扱いには十分注意が必要です。