白川製作所の脱湿装置を高性能で支える吸着剤は、5種類あります。 お使いの脱湿装置の種類、利用状況に応じて、最適な吸着剤をお選びください。
シリカゲルよりも比表面積が小さく、吸着等温線※の勾配が大きいという特徴を持ちます。その吸着特性により、非加熱再生式の脱湿装置にも使用されています。
※相対湿度の増減に対する吸着量の増減幅を示すグラフ
活性アルミナより比表面積が大きく、耐熱性・耐水性もあわせ持つため、主に加熱式の脱湿装置に使用されています。水分ミストで破砕することがなく、単一での使用が可能です。
比表面積が大きく、同じ量の吸着剤で多くの水分を吸着できるので、加熱再生式の脱湿装置に使用されています。その反面、水分ミストで破砕し、高温での再生を行うと吸着性能が損なわれる短所もあり、使用条件は限定されます。
耐水性・耐摩耗性・耐圧強度・耐酸性において、他の吸着剤を凌ぎ、使用年数の延長に貢献します。
高温であったり、相対湿度が低い領域においても高い吸着性能を発揮します。特殊なガスの脱湿や、単一の分子を混合ガスの中から取り出す分子篩などに利用されます。